畳をきれいにしたいと、思ったけれど、どーすればいいの?
畳とは、稲ワラ・建材ボードなどで作られた、畳床(畳の芯)、の表面に、
「 い草」という草で織られた畳表を、糸と畳縁で縫い付けたものです。
1畳の大きさは、関西・関東で違いがありますが、関東間では、
おおよそ 丈176cm・巾88cm・厚み6cmを標準としています。
しかし、畳は部屋ごとに ぴったり合わせて はめ込める様に、
1畳ずつ 寸法を微妙に調節して作られています、
よって、基本的に畳の大きさは1畳ずつ違います。
◎裏返し(うらがえし)・・・畳床はそのまま使用、畳表をはがし裏面を表面にして再び
使用すること
表面が日焼けし茶色くなったり、すれて傷み始めたら、
(表替えをしてから2〜5年がめやす)考えましょう。
畳縁は新しいものを使用しますが、 畳表はそのまま使用しますので、
年数が経ちすぎていたり、しみ・傷みがはげしいなど、畳表の状態が悪い場合、
裏返し工事ができない場合がありますので、早めに、いたしましょう。
注)裏返しといっても、畳本体をひっくり返すのではありません、
表面の い草で織られた、ぺらぺらの畳表をはがして その裏面を使用する事です。
詳しくは裏返しのページへ
◎畳表交換(表替え(おもてがえ))・・・畳床はそのままで、畳表をはがし新しい畳表を縫い付けること
表替えを、「畳替え」「畳を新しくして」というお客さんが多いくらい、
一般の畳屋では、表替えが主な仕事です。
畳縁も畳表も新しいものを使用します。
畳表は質により、単価が上下する、仕入れが重要な材料です。
◎新畳(しんだたみ)・・・畳床も畳表もすべて新しく作ること
踏むとブカブカしたり、畳床の傷みが気になるようでしたら、新しくします。
まず、部屋の寸法を測り、部屋にぴったりと合わせて作られます。
洋間に敷き詰める畳や、置畳、ベッド用畳なども出来ます。
古い畳を新しい畳に入れ替えるときは、古い畳の処分費が必要です。
裏返しの目安は、新畳又は表替えをしてから2〜5年
表替えの目安は、7〜8年です。
茶色く色変わりしたり、 表面がささくれてきたら、
裏返し・表替えのサインです。
新畳の目安は、ワラ床で20年〜30年、建材床で10年〜20年です
工事はもちろん、店を構えている畳屋に、直接頼むのが一番です。
工務店、不動産屋、リフォーム店、ホームセンター、etc...
畳替えを頼めるところは、色々ありますが、実際工事をするのは、
畳屋以外は考えられません、手数料抜きで良い材料が選べます。
タウンページやネットなどで
、お近くの頑張っている畳屋さんを探してみてください。
畳屋さんに電話したら、畳表の種類別のお値段はもちろん、
自分のこだわるところを(畳表が中国か、国産か、着色か無着色か等)
聞いてみましょう。納得のできるまで、質問しましょう。
畳屋さんによって取り扱っている品物、品質、新商品などは様々です、
おしゃれにしたい、インテリアに合わせたい、ひたすら安くて丈夫さを求む、等々
希望に応じて提案していただけると思いますので、
出来るだけ見本を見せてもらいましょう。
営業範囲内なら見積り無料のお店も多いので、
見積りに来てもらえば、料金やお店の雰囲気、ポリシーがわかります。
大体の畳屋さんは、1日仕上げ(即日仕上げ)をしてくれます、
家具の移動も無料で、してくれるところが多いですが、
2階以上の高層料金・家具の移動代・畳の切欠き手間代等が
別料金のところもありますので、確認しましょう。